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Woman Artist Challenge|Day2

【Woman Artist Challenge |Day 2】#3days3works3artists

 愉快なトークで勇気と優しさをくれる造形作家の#柴田 美千里 (Michiri Shibata) さんからWomen Artist Challengeのバトンを受け取りました👭3日間、自身の作品紹介と作家紹介をしています。柴田さんは造形家として制作を継続され、その背中を遠くからいつも見て、刺激を受けています✨

 2日目のバトンは、#金澤 麻由子 (Mayuko Kanazawa) さんへお渡し致します🏃‍♀️金澤さんは、ぼくぱく工房というお名前で活動を続けられ、ラブリーな犬のパグを描かれており、絵本から絵画作品、インスタレーション作品まで手掛けられ、ご本人もすごく愛らしく💕とても人気のある女性作家さんです✨


 3月8日は世界女性の日です。
 1908年、アメリカ女性労働者達の労働条件の改善と参政権保障を要求し、世界各国の女性団体の地位向上と尊厳のために祈る日です。このため”Women Artist Challenge”に参加しています。

小野養豚ん作品 Day2 「すぴー… すぴー… すぴー… 」2015
FRP 各W195×D40×H70cm 撮影:太田拓実

眠りに就いてそのまま夢の世界へ飛んでゆく母ぶたと子ぶた すぴー… と寝息をたてて肌を触れ合わせられる幸せな時間

 豚は集団で寄り添い肌を触れ合わせながら行動する習性があります。寝る時は固まりお互いの体温によって暖め合います。これは、母豚と子豚の関係で特に見られる行動です。母豚とずっと肌を触れ合える時間を独り占め出来る時が寝る時です。肌を触れ合わせ、温もりを感じられる幸せな時間は、人間も共感出来ると思います。鑑賞者にこの作品から暖かみを感じてもらいたいです。豚が空を飛ぶことは不可能ですが夢の中では可能です。寄り添って寝てしまい、いつまにか夢の中に入り、空を飛んでいる形にしました。

 筑波大学睡眠医科学研究棟(IIIS)に設置されているこの作品は、ラウンジの吹き抜けに位置する螺旋階段横の空間を利用し、FRPを素材として、夢の中で空を飛んで寝ている母豚と子豚の4組を天井から吊り下げました。各フロアに親子が1組ずつ配置されています。

 作者にとって女性という存在は温かくて大きくて包み込まれるイメージです。それは一番身近にいた実母の存在がそうだったからです。作者も母になる予定でしたが、昨年、第1子が流産してしまいました。ほんのわずかな8ヶ月程度ですが母の気持ちになりました。それは、温かくて大きくて包み込む気持ちでした。

Women Artist Challenge -Long Run- 

The 8th of March is International Women’s Day. Since the protest of female labourers in the United States in 1909, demanding an improvement of working conditions, this day is commemorated by women’s organizations worldwide working to promote respect for women and advocating for the improvement of their status in society.

In support of female artists and to push myself I have started a “women artists challenge”.

And I am going to participate in this project just 3days.So my friend Michiri Shibata handed a baton to me who always gives courage and gentleness by the talk. Next artist is Mayuko Kanazawa who draws lovely pug by illustration. Her works are so popular at all.

Onoyotonn ” Zzz…Zzz…Zzz… ” 2015
W195×D40×H70cm Polyester resin
Photo:Takumi Ota

Sleeping sows and piglets flying into the world of dreams Zzz… the sweet sounds of breathing while in slumber
A feeling of happiness dances on the skin

Woman Artist Challenge|Day1

【Woman Artist Challenge |Day 1】#3days3works3artists

いつもお話すると和ませ勇気をくれる造形作家の#柴田 美千里 (Michiri Shibata)さんからWomen Artist Challengeというバトンを受け取りましたので、3日間、自身の作品紹介と作家紹介をしていきたいと思います👭柴田さんは女性アーティストとして精力的に継続され、その姿は大きく包み込まれるような存在です✨

 次へのバトンは、つちやあゆみ (#Ayumi Tsuchiya)さんにバトンをお渡しします🏃‍♀️木工アーティストで中之条ビエンナーレご出品や企業とのコラボをされたり、とてもポピュラーな歯車オルゴールアーティストです。つちやさんの木工によるオルゴール作品は、鑑賞者が自ら作品に手を触れて奏で作品と一体となることによって音が生まれます。朗らかな作品はつちやさんの人柄がとても表れています。


 3月8日は世界女性の日です。
 1908年、アメリカ女性労働者達の労働条件の改善と参政権保障を要求し、世界各国の女性団体の地位向上と尊厳のために祈る日です。このため”Women Artist Challenge”に参加しています。

小野養豚ん作品 Day1「 Piglicious 」2018
サイズ可変 ミクスト・メディア 撮影:武石早代

 ” Pig ”と“ Delicious ”をかけ「Piglicious」という造語をタイトルとした作品を紹介させて頂きます。昨今ではインスタ映えとしても人気があるようにペットのぶたちゃんが愛されています。食肉とされず愛でられ幸せに暮らすぶたちゃんがいる一方、生まれてから半年の間に、檻の中で運動を制限され90kgの体重増加をしたら出荷場へ運ばれ、さばかれていく食肉用の豚さんがいます。食肉の豚が飼育され出荷されていくことを見てきた作者にとっては、まるでペットのぶたちゃんが夢の中にいる存在で、食肉の豚さんが夢とは対照的な厳しい現実の存在として感じられます。このような夢と現実をテーマとしました。
 アンリ・ルソーの「夢」という絵画作品が1910年に制作されました。この作品には、赤い寝椅子に横たわる女性ヤドヴィガ(架空の人物)が見ている熱帯の夢が描かれ、ルソー自身が見ている夢の絵です。この作品を制作された年、ルソーは永眠されました。夢の中にいるような永遠という「生」を表現しているように見えますが、ルソーは自身の「死」という現実を「夢」と相対させて表現したのでしょう。「Piglicious」は、夢/生と現実/死を表現したルソーの「夢」をオマージュした作品です。
 赤いソファには鑑賞している方に横たわって頂き、ヤドヴィガに扮して作品の一部になると作品が成立します。鑑賞者が消費者という設定で、愛でられる豚ちゃんをじっと見つめ、現実の存在が夢の存在を見つめます。

 この作品を制作した年、作者の実母が心臓病のため少し早すぎる死を迎えました。母がいない現実が現実でないような。作者は今もまだうっすらと母が現実にいるという夢の中にいるような感じです。もう3回忌が訪れます。年月が経つにつれ、夢はぼやけ、現実に戻ってきました。生まれつき心臓が悪かった母は20歳までしか生きられないと医師に宣告されてから、3人の子供を生み、家族の面倒を見て、そして、養豚業という肉体労働を約45年以上続け、68歳で他界しました。仕事と家庭を掛け持ち強く生きてきた女性の存在として最も尊敬に値する人でした。

Women Artist Challenge -Long Run- 

The 8th of March is International Women’s Day. Since the protest of female labourers in the United States in 1909, demanding an improvement of working conditions, this day is commemorated by women’s organizations worldwide working to promote respect for women and advocating for the improvement of their status in society.In support of female artists and to push myself I have started a “women artists challenge”.

And I am going to participate in this project just 3days.So my friend Michiri Shibata handed a baton to me who always gives me courage and laughter by the talk. Next artist is Ayumi Tsuchiya who makes a music box by woods. Her works are so popular at all.

Onoyotonn “Piglicious” 2018 Mixed Media Photo:Sayo Takeishi

In this “Piglicious”, an artist assumed coined word “Piglicious” which ran “Pig” and “Delicious” an exhibition name. It is a meaning to be the flesh meat that the pig is delicious. Onoyotonn hears so that the popularity of the pet of the pig is effective very much in Instagram in these days. There are pigs which the farmer do weight gain to 90 kg for half a year after being born, and is dealt with while there are pigs to be enjoyed without being considered to be edible meat, and to live for happily. Fed pigs always have much stress. For Onoyotonn who saw pigs of the edible meat are bred and shipped, it is totally the existence that pigs are in a dream of the pet. And pigs of the edible meat are felt as real existence for an artist. Onoyotonn assumed such a dream and reality a work as a theme.

The painting work called “The dream” of Henri Rousseau was produced in 1910. In this work, the tropical dream that lying woman Yadwigha (imaginary person) watches is described in a red sofa and is the picture of the dream that Rousseau oneself watches.

Hommage did “The dream” of Rousseau who expressed dream / life and reality / death, and Onoyotonn produced this work “Piglicious”. A person of appreciation lies in a red sofa, and, become Yadwigha. When a person of appreciation becomes a part of the work, a work is concluded.

世界の緊急事態で思うこと

世界がこのような事態になるとは誰しもが想像していなかったことと思います。 目に見える敵なら何らかの対処方法を目で確かめながらできたことでしょう。 しかしながら、今回の緊急事態は目に見えないウィルスだけに不安と恐怖が募 り、さまざまなマイナス思考が駆け巡っています。目に見えない相手に対して 人々は想像するしかありません。でも、私にとってこのような状況下になったか らこそ気づきも生まれました。それは、人々が集い、話し、笑い、食べ、遊ぶことを自粛され、当たり前であった人と人との触れ合いがどれだけ大切で貴重な 時間であったかということです。当たり前って何でしょう?世界的に大きな事態になった今、思うこととして当たり前は存在しないと思います。また、いつど んなことが私たちを襲うかわかりません。目に見えない何かと相対するためにこの緊急事態が終息したらさまざまな事をひとつひとつ丁寧に大事に過ごしたいと心から思い ます。被害に遭われた方々、医療従事者の方々には、一刻も早く落ち着いた時がきますようにお祈り申し上げます。

2020年5月8日

GALLERYAPA とんとんとんてん

コロナウィルスの影響で展示の実施を見合わせるかもしれませんが現在の所、以下の日程で予定をしております。
この状況が終息しますことを心よりお祈り申し上げます。

2020年6月6日(土) ~ 6月21日(日)
立体造形作品, ドローイング 作品の展示

〒467-0003
名古屋市瑞穂区汐路町1-14 2階 
GALLERY APA
火~日曜日(月曜休み・祝日の場合は順延) 11:00~18:00(最終日17時まで)
http://www.gallery-apa.com/

Stay Home

コロナウィルスの影響で外出自粛が続きます。
家のコザクラインコさんをモデルにして塗り絵を作りました。印刷をして塗り絵をしてみてください。
#Stay Home

とんちゃんまぁち feat. 大澤加寿彦,OTAMIRAMS

大澤加寿彦 / “とんちゃんまぁち”作詞・作曲・歌
OTAMIRAMS 白玖ヨしひろ / MV監督・編集・脚本 http://otamirams.com/
小野養豚ん / 企画制作・著作 【とんちゃんまぁち MV】

ぶーぶーら 明日もみんな遊んで お昼寝しよう ♪
ぶーぶーら 毎日そんな夢見て おやすみしよう ♪
僕らはみんな仲良く明日も生きよう ♪ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++  
 食肉としての豚さんはお母さん豚から生まれて、約6ヶ月でお肉としてさばかれ、ラッピングされてスーパーなどで売られます。  人間に食べられるために生産されている豚さんの幸せってなんだろう?と考えました。ごはんを食べる時かしら?寝る時かしら? 檻の中に囲われても生きることを与えられて生まれてきた小さな命なのだから、豚さんにとっても 幸せ = 生きている ということを感じる時があるでしょう。豚さんを眺めていて発見したひとつですが、母豚と一緒に寝ることが子豚さん達にとってとても幸せそうです。ブゥブゥ、キィキィ鳴きながら、お母さん豚に寄り添ってお乳を飲み、やがて寝てしまう姿は温かく優しく包まれている様に見えて、幸せそうだなぁと感じます。それは、何気ない日常でありますが子豚さん達にとって小さな幸せ、生きているということを実感している時でしょう。  “とんちゃんまぁち”は、このような子豚さん達が食肉にされるまでのわずかな幸せな時間をシンガーソングライターである大澤加寿彦さんに作詞・作曲して頂いた曲になります。  
 映像の撮影と編集、ストーリーの脚本は、映像のディレクターとデザイナーであるオタミラムズさんに手掛けて頂き、とてもポップで華やかに仕立てて頂きました。鑑賞者までもなんだかウキウキしてきて、おもわず一緒に”ぶーぶーら♪”と口ずさむことでしょう。 映像のストーリーとして、3匹の子豚さん達がいつもの自分達の住処に戻って行きますが、そこに悪者の狼さんが弱いはずの(?) 3匹の子豚さん達にいたずらをしようとやってきました。家を吹き飛ばして喜ぶ狼さんですが、子豚さん達は、いたずらをされても笑っています。いたずらをしている狼さんを逆に面白がっているのです。笑っている子豚さん達を見ていたら狼さんはなんだか自分が馬鹿らしくなってきて子豚さん達と一緒に大笑いをします。そして、いつの間にか一緒にスヤスヤ寝てしまい、子豚さん達と狼さんは、楽しい夢の中に入っていきます。夢の中では、なんだか楽しそうなダンスをジャンベの精霊さんとおにぎりくん、ロボットくん達が踊っています。子豚さん達と狼さんもつられて踊っていたら楽しくなってきました。やがて、夢から目覚めて強い奴と弱い奴という関係は無くなって、子豚さん達と狼さんは幸せに暮らしました。様々なバックグラウンドを持つみんなが一緒に笑って幸せに過ごせるような思いを映像にしました。 撮影に多大なるご協力頂きました皆様、本当に 本当に ありがとうございました!!!

“ とんちゃんまぁち ” 協力
◦ ピンクのぶたさん 高橋要収
◦ オレンジのぶたさん 松村 岳
◦ イエローのぶたさん 伊藤真生
◦ おおかみさん ちゅんちゅん
◦ お月さま 佐藤暸太郎      
◦ おにぎり君 船木盛之介
◦ ロボット君 西城裕太
Special Thanks ◦ ジャンベの精霊 小越将吾
◦ メイク 笹賀真奈
◦ 照明 原涼
◦ 美術 小野養豚ん
◦ 文字 OTAMIRAMS 平岡佐知⌘B
◦ 撮影 ナオミサーカス
◦ 撮影協力 永尾優実
◦ “とんちゃんまぁち”作詞・作曲・歌 大澤加寿彦 
◦ 監督・編集・脚本 OTAMIRAMS 白玖ヨしひろ http://otamirams.com/
◦ 企画制作・著作 小野養豚ん

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展示一部中止のお知らせ

展示日一部中止のお知らせ

一部中止するプログラム
さいたまアートアクション展
中止期間:令和2年3月8日(日)、14日(土)、15日(日)閉館
場所:旧大宮図書館  

なお、3月16日(月)以降につきましては、今後の状況により変更となる可能性があります。決定しましたら、公式ホームページ等でお知らせいたします。

延期するプログラム
さいたまアートセンタープロジェクト
①アートの場づくり実践講座  日時:令和2年3月14日(土) 13:00~15:30  場所:旧大宮図書館
②小野養豚ん・大澤加寿彦によるパフォーマンス
 日時:令和2年3月14日(土) 16:30~17:30
 場所:旧大宮図書館
③DamaDamTalによるパフォーマンス
 日時:令和2年3月14日(土) 19:00~20:00
 場所:旧大宮図書館
④あらい太朗による「北澤楽天と表現の自由」
 日時:令和2年3月20日(金・祝) 19:00~21:00
 場所:旧大宮図書館
⑤小野養豚ん・大澤加寿彦によるワークショップ
 日時:令和2年3月21日(土) 13:00~15:00
 場所:旧大宮図書館
⑥アートの場づくり実践講座
 日時:令和2年3月27日(金) 19:00~21:00
 場所:旧大宮図書館  

なお、現在、振替実施については未定ですが、振替実施する場合は公式ホームページ等でお知らせいたします。

https://art-sightama.jp

さいたまアートアクション開催中

開館日:
3/1・3/8 13:00-18:00 
3/14-3/28 11:00-20:00 (最終入場 19:30)
会場: 旧大宮図書館 1F展示室(大宮区高鼻町2-1-1)
入場無料

以下のワークショップはまとめて3/29(日)15:00-16:00に延期となりました。
3/14(土) 16:30 – 17:30 延期
3/21(土) 13:00 – 15:00 延期

数年前からここまでご準備され統括されている皆様の胸中を思うとどうかコロナが終息に向かいますように。小さなワークショップですが助力できれば幸いです。

【重要】
さいたま国際芸術祭2020公式ホームページ
・新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた開幕延期について
https://art-sightama.jp/jp/news/uFoQgzbU/
・新型コロナウイルスによるプログラムの延期について
https://art-sightama.jp/jp/news/uFoQgvYR/