世界の緊急事態で思うこと

世界がこのような事態になるとは誰しもが想像していなかったことと思います。 目に見える敵なら何らかの対処方法を目で確かめながらできたことでしょう。 しかしながら、今回の緊急事態は目に見えないウィルスだけに不安と恐怖が募 り、さまざまなマイナス思考が駆け巡っています。目に見えない相手に対して 人々は想像するしかありません。でも、私にとってこのような状況下になったか らこそ気づきも生まれました。それは、人々が集い、話し、笑い、食べ、遊ぶことを自粛され、当たり前であった人と人との触れ合いがどれだけ大切で貴重な 時間であったかということです。当たり前って何でしょう?世界的に大きな事態になった今、思うこととして当たり前は存在しないと思います。また、いつど んなことが私たちを襲うかわかりません。目に見えない何かと相対するためにこの緊急事態が終息したらさまざまな事をひとつひとつ丁寧に大事に過ごしたいと心から思い ます。被害に遭われた方々、医療従事者の方々には、一刻も早く落ち着いた時がきますようにお祈り申し上げます。

2020年5月8日