とぶねるぶたを制作中(@@)格闘中

とぶねるぶたを制作中(@@)

水粘土原型約300~350kgくらいと格闘中です。

粘土をコネタリ、タタイタリ、またコネてタタイテの繰り返しで養豚んの制作は体が資本の制作です。これから、苦痛で修行的な型取り作業が控えています。型取りは最も難しい作業でそして、最も苦手とする技術なので、苦痛か修行かそんな域です。

肩こり、背中の痛みとも格闘し、整体に通いながら、制作しています。もはや、肩こりというカワイイ領域ではなく、痛み、シビレ(年か)を伴い、首を横に振り向くとそれだけで痛いなり。型取り作業に入ると、さらに拍車がかかって、イテテテテっとなりそうです。

整体治療も制作の一貫なり。

整体の先生、いつもバキバキの肩を揉みほぐして頂き、ありがとございます。

とぶねるぶた

はんすとようとん.ぷれす

はんすとようとん.ぷれす

http://nakanojo-biennale.com/

中之条ビエンナーレ2015 に参加致します@@ドイツの作家のハンス・ショールさんとのコラボ作品を展示し、グッズも今、開発中です。

 

ハンスさんは、キネティックアートを展開されており、暗闇の中に浮かびあがる作品を制作されています。

http://hans-schohl.de/

 

小野養豚んは、特に暗闇は必要なくて、暗闇に設置すると見えなくなってしまいますが。ふたりがコラボということになると、ど どうなってしまうのでしょうか。。。

 

でも、楽しみです((!@@!))

multiple Nakanojo 2015vehicle

ぷりぷりぶた@オマージュ of 吉田戦車

吉田戦車の世界観はじわじわきます。

戦え!軍人くん」「くすぐり様」「伝染るんです。」「いじめてくん」「ちくちくウニウニ」「火星田マチ子」「火星ルンバ」「ぷりぷり県」「歯ぎしり球団は、何度も読み返しては、ひとり部屋の隅でクスッと笑っておりました。私の青春時代のビタミン剤は、吉田戦車と言っても過言ではありませんでした。   976406939aac03833b9726c3ca9fe6b8

吉田戦車の世界はナンセンスでありながらも、なぜ大人になっても忘れないのでしょう。逆にこの独特のセンスは、私の体に染み込んでしまっています。ナンセンスの魅力を考えると、世界にあるもの全てに意味を付け、論理立てていくと単純に心も体も疲れます。意味が無くて、下らないものもたくさんあっていい。それが、アートです。ナンセンスとは、現実世界から距離を作ってくれる“おもちゃ”であり、生存に必要な栄養素であり、人間に必要不可欠で注入しないと死んでしまう、そんなところから魅かれるのかと思います。心と体のバランスを整える見えない錠剤です。

心が疲弊することは、人間にとって怖いこと。相手を恨んだり、殺人を犯したり、昨今の世界状況は心の余裕が無いと感じます。吉田戦車のナンセンスを堪能すれば、世界平和が訪れるのではないか、ぷりぷり県のつとむのようにほんわ〜と考えてみました。

そう、母ぶた子ぶたを作ってみて後ろに回って撮影してみたら、お尻がとてもぷりぷりになっており、おや?と気づいたら『ぷりぷり県』へのオマージュと言っても否めない”ぷりぷりぶた”となっておりました。やっぱり、吉田戦車は私の体にじっとり溶け込み、脳みその一部ともなっております。

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ぷりぷりぶた

 

『ぷりぷり県』(ぷりぷりけん)は、吉田戦車による漫画、および作中に登場する架空の1995年から1998年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載された。(http://ja.wikipedia.org/wiki/ぷりぷり県 より)17d1eaa2cccff0bac1c840cd6b029384_24128

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<ぷりぷり犬>  長い首が特徴の中型で、風のように強い息を吐く。春になると、一斉にさかりがつき夜通し風を吐いて吠え「春の犬風」と呼ばれる生暖かい突風が吹くことが風物詩とされている。(http://ja.wikipedia.org/wiki/ぷりぷり県 より)

ひ つ じ

“ひつじ”の特殊メイクの完成です。

ぶたではないけど、ひつじです。

ひつじ(アプライエンスメイク)
ひつじ(アプライエンスメイク)

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ぐー

「養豚の友」 2015年2月号より

「養豚の友」 2015年2月号(pp.50-51) 京都大学名誉教授 宮崎昭先生の「ようとん歴史探訪 第2回 ブタの位置付けは『文化』で相違する」にて小野養豚んについて少しお話されたそうなので、作品写真と一緒に掲載して頂きました。buhi(*6@@6*)

表紙:養豚の友

養豚家の明日をサポート!

小野養豚ん様_ページ_1小野養豚んページ_2

「豚は今でも文化圏や国よってイメージや価値が異なっています。美術家の小野養豚んさんは、日本経済新聞の文化欄に『豚は不思議な生き物だ。ドイツでは平和の象徴であり、中国では富を表す。一方、アメリカや日本では罵倒のことばとして使われ、イスラム教とユダヤ教の世界では不浄のものとみなされる。愛らしいキャラクターとしてアニメに登場することがある』と書いておられました。実家は養豚場を営み、1500頭ほど飼っているそうです。そこで幼い頃からふん掻きなどの仕事を手伝い、豚は自分の生活の一部だとして可愛らしいペンネームで活躍中です。」(小野養豚んについて部分)

かわいらしいペンネーム♡うれしいです、ぶひひ(*^(♡♡)^*)

宮崎先生は、京都大学農学部教授、農学研究科長、農学長を歴任後、副学長、名誉教授に就任され、社団法人畜産会理事など、数多くの公職に就かれておられます。

 

ジョルジュ・メリエス『月世界旅行』+ヂョン・ヨンドゥ

2015.1.31. 水戸のCLUB VOICEにて「ジョルジュ・メリエス『月世界旅行』+ヂョン・ヨンドゥ作品上映・トーク」があり、ゆきました。

ジョルジュメリエス

2014.11.4~2015.2.1. 水戸芸術館にて韓国を代表する現代美術作家、ヂョン・ヨンドゥによる個展「地上の道のように」が開催され、この関連イベントとして上映会とトークが催されました。 展示は1度鑑賞し家に帰り、映像作品「マジシャンの散歩」をもう1度観て咀嚼したいと思いに耽り、再度、水戸芸にゆきました。

ヂョンヨンドゥ

ヂョンさんのコメントも聞きたかったのでこの帰りにトークへゆきました。トークでは、流暢な日本語を話されるヂョンさんに感動し、マジシャンのイさんもゲストとして迎えられ、ジョルジュ・メリエスのオーマジュマジックも披露され、感動ぅ(+*@@*+)トークでは、白鳥さんのお話も伺うことができました。

作品「マジシャンの散歩」は、ヂョンさんが水戸で出会った盲目のマッサージ師、白鳥建二氏が撮影している写真をもとに、韓国を代表するマジシャン、イ・ウンギョル氏やジャズピアニストの小曽根真氏とのコラボで、水戸の街角を舞台に色々なハプニングが巻き起こる映像作品です。ヂョンさんは夢や理想と現実、過去と未来のように相反する要素を写真や映像の中で統合する一方、写真や映像といった媒体が、肉眼では見逃してしまう現実を浮き彫りにする機能を持っていることに注目し、制作されています。

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白鳥さんは自宅から勤務先のマッサージ店までの道のりをデジタルカメラで撮影することを日課にしているそうです。しかしながら、盲目であるので、ファインダーの先は見えません。そして、撮影した画像も見えません。撮影をし続けている白鳥さんのことをヂョンさんは知り、この展覧会のために白鳥さんにフォーカスを焦て、「マジシャンの散歩」制作を試みました。ヂョンさんは、白鳥さんのことを知った後、1台のカメラを白鳥さんにプレゼントし、撮影してもらえるようにお願いしました。撮影された画像はほとんどが自宅から勤務先までの通勤路であり、約80,000枚は撮影して頂けたそうです。

「マジシャンの散歩」は、白鳥さんがカメラマンであるという演出で始まり、マジシャンが何気ない水戸の街角で次々にマジックを披露し、練り歩いていきます。エンディングでは、マジシャンが白鳥さんからカメラを受け取ります。そのカメラをたくさんの白い風船に付け、小曽根さんのピアノ生演奏をバックに、大空へ飛ばします。映像は空に飛ばされたカメラによって小さくなっていく水戸の街並が映し出されます。56分間の美術館ではなかなか無い作品がこれで終わりだな、分かりやすいエンディングと思いきや、カメラマンの「ハイッ!カット!!!」で終わります。鑑賞者は、マジシャンによって非日常的なマジックが日常の街角に差し込まれ、映像にぐいぐい惹き込まれていくのですが、各カットの間にカメラマンの「ハイ!カット!」の声が入り、一気に現実に戻されてしまいます。ヂョンさんの制作の狙いである、写真や映像の虚構性が人々の注意力や心の動きにどのように作用しているのか、考察を促していることが感じられます。カメラを向ける焦点はその物語には向けられておらず、人がなぜそのような話を好むのか、あるいは思い出したがるのか、といった心の働きのほうに焦点は向けられ、それに寄り添いながら一緒に虚像を作り出しています。

60年代生まれのヂョンさんの同世代の韓国人アーティストは、政治体制の激しい変化や急激な経済成長や都市化と結び付けるような作品を数多く発表しているそうです。経済成長までの人々の虚構と成長の夢の果てに見る現実問題が交錯していた時代に育ち、これが作品のテーマともなっているのでしょうか。

「マジシャンの散歩」を鑑賞し、私は少々混乱に陥りました。盲目である白鳥さんが撮影されているファインダー越しの現実は虚構であるはずなのですが、実は、現実が目に見えている私たちの現実の方が虚構であるのではないか、何かに騙されているのではないか、現実はすべて作り物だ、というトリックにハマってしまったからです。人生を積み重ねてゆくと、すべてを純粋に見られなくなり、真実の裏を読んでしまいます。このような経験値からジョンさんの作品にハマってしまいました。

また、考えると混乱するのでヂョンさんが敬愛するジョルジュ・メリエス魔法映画「月世界旅行」(1902年)を観て、夢に耽る愛らしい映像を眺めたいと思います。

“A Trip to the Moon”  Georges Méliès 1902

養豚農家を経営する両親のもとに生まれ育った経験から豚の作品を制作する豚造形家。豚思う故に我あり。