空飛ぶ豚とサイエンス

国際統合睡眠医科学研究機構に設置した「睡眠」をテーマとした空飛ぶ豚作品について、インタビューをして頂きました(@@)ありがとンございました☆+*.

「「睡眠」というテーマを聞いたとき、最初に私の頭に思い浮かんだのは、母ブタと子ブタが寝ているシーンだったんです。実際、ブタは緊張している時や怖がっているとき、安心するために体を寄り添わせる習性があります。母ブタと子ブタには特にその習性が強く見られ、親子が寄り添っている姿からは「温もり」が感じられます。それは、人間のお母さんと子供にも当てはまるのではないでしょうか。人間にも共感できるこの「温もり」という感覚を、展示を見ることで感じて、日々のストレスから解放されて欲しいと思って作りました。

 絶対にありえないことが起こる時に使うことわざ「When pigs fly(豚が空を飛ぶ)」飛ばない豚が空を飛ぶという、現実の世界ではありえない光景を展示として見せることで、夢を見ているような感覚に浸る作品にしました。

 ある研究者からは「サイエンスという答えのない不確かなものにインスピレーションを与えてくれる。」という思いもよらない感想を頂き、アートとして生まれた創造が、科学の創造にもつながっていく。アートと科学がコラボレーションすることをこの展示を通して見つけることができました。」