養豚の友 最終回(;@@;)

2016年もいろいろたくさんの方に大変お世話になりました(‘@@’)
養豚の友エッセー最終回「僕らはみんな仲良く明日も生きよう!ブー ブー ラ♪」で1年間を締めくくらせて頂きました。編集者の方には暖かい目でぶぅぶぅとした文章を見守って頂き、本当にありがとうございましたー!!!
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 養豚の友を通じて、なぜ両親が養豚業を始めたのか、仕事をするに辺り大変なこと、嬉しかったことなどのお話をこの取材を通して聞くことができました。私のライフワークである豚を制作することの原点を振り返ることができました。原点の声を聞くことで私の現在行っている活動の思いにも繋がりました。
 思えば、芸術活動は好きでやっていることで誰に頼まれて行っている訳ではありません。しかし、活動を続けていく内に皆さまに私の活動を知ってもらえるようになり、少しずつではありますが自身の中でも定着してきました。ここから自然発生的に豚の展示を依頼されたり、豚について話して欲しいと言って頂いたり、豚の記事を書いて欲しいなど、私の豚活動を人から頼られるようになりました。今回、養豚の友を機会に改めて養豚業から生み出された私の作品制作を見つめ直すことができました。それは、愛情を注いで豚を育て、食べてもらえる消費者への感謝の気持ちと似ているかもしれません。芸術活動は好きで行っていますが、この愛情が人から頼られることへの感謝への思いへと変わります。これを糧に創作活動のエネルギーとなっているのだと知ることができました。
 養豚家の方には1年間、お読み頂きまして心より感謝申し上げます。豚を作品にすること、表現することをうまく言葉でお伝えできたか心配ですが、なんとなく、伝わっていれば幸せです。これからも豚を創作し、皆さまへ豚への愛情と感謝をお伝えできればと思います。そして、養豚家の方々の汗と努力、喜びを豚によって表現できれば嬉しいです。どこかで動かない豚がいたら、私の作品かもしれません。ふふふ。
 2017年から私のお友達であるカリグラファー、豚星(ピッグスター)なつみさんが担当されます。どうぞお楽しみください!(2016年12月号 養豚の友より 一部抜粋)